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2024年5月20日(月)

希望ある政治へともに

市田氏 「バトンを子孫に」

山形

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(写真)質問に答え、熱く語る市田副委員長=19日、山形県新庄市

 山形県の日本共産党最北と鶴岡の両地区委員会は19日、市田忠義副委員長を迎えて新庄市と鶴岡市で、「市田忠義さんと語り合うつどい」を開きました。

 新庄市で市田氏は、一度しかない人生を微力であっても自分の幸せと社会進歩を重ね合わせて生きる生き方を選び、子孫にすばらしい希望のバトンを渡そうと呼びかけました。

 資本主義を乗り越え、「自由に処分できる時間の拡大」による人間の全面的な自由が花ひらく社会主義・共産主義社会をめざす日本共産党への入党を訴えました。

 「入党を呼びかけられて、1年間逡巡(しゅんじゅん)した」という市田氏。「迷うことはそれだけ真剣に考えていること。ただ、戦争か平和かが問われている歴史の分岐点に立つ今、いつまでも逡巡するわけにはいかないのではないか」と強調。組織の中で自分が成長し組織も発展するという自身の経験を踏まえ、一緒に綱引きの綱に触れて、応援団から党の一員に加わってほしいと訴えました。

 ジェンダー平等について質問され、歴史的・政治的につくられた性差で女性の生涯年収が男性より1億円も低い問題や、戦前の家族制度復活の動きを批判。党内での女性の登用や絶えざる自己改革が必要と答えました。

 「農業をやめた集落に人がいない」との声に「農業で食える政治になっていない」と農政の転換を訴えました。市田氏の話を聞いて、新庄市で80代の女性が入党を決意しました。


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