2024年5月19日(日)
都議補選で自民政治ノー
目黒区 宮本栄候補で願い実現
宮本徹衆院議員が応援
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日本共産党の宮本徹衆院議員は18日、東京都目黒区で里吉ゆみ都議、宮本栄都議補選(同区)候補=新=とともに街頭演説し、「定数2の都議補選で宮本栄さんを勝利させ、目黒区から自民党政治退陣の流れを強めよう」と呼びかけました。
宮本衆院議員は、4月の衆院3補選で野党共同候補が全勝し、衆院政治倫理審査会が自民党裏金44議員の審査を議決したと紹介。「岸田文雄首相は裏金事件の幕引きを図っているが、事件の究明もないのは許されない」と批判しました。
共産党が求めてきた企業・団体献金の禁止を他党も主張し始めた中、自民党が企業・団体献金の禁止に手を着けようとしないことを示し、「裏金を続けようとする自民党に、都議補選でノーの声を示そう」と訴えました。
里吉氏は「地域を回ると『物価が上がるのに賃金が上がらず、とにかく生活が苦しい』との声が寄せられる」と強調。自民・公明・都民ファーストの会が支える小池百合子都政が都庁舎に映像を投影する事業に2年間で48億円も充てるのに、生活困窮者への支援には冷たいと告発し、「宮本候補の勝利で都政転換を」と語りました。
共産党都議団が都議会野党第1党として、学校給食無償化を繰り返し求め、負担軽減を実現させたと紹介。「都民の声と結んで要求を実現する共産党の議席増を」と呼びかけました。
宮本都議候補は「家賃が高い東京で住宅問題が切実だが、目黒区では周辺区に比べて都営住宅が少ない。25年間連続ゼロの都営住宅の新規建設再開や、都として若者・子育て世帯・高齢者の家賃補助を実現し、安心して暮らせる東京をつくりたい。都政に押し上げてほしい」と力を込めました。