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2024年5月10日(金)

戦争の道 許さない

廃案求め 国会前行動

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(写真)経済秘密保護法案の廃案を求める国会前行動=9日、参院議員会館前

 秘密保護法を経済分野にまで拡大する経済秘密保護法案(重要経済安保情報法案)の参院内閣委員会での採決強行に反対して9日、「秘密保護法」廃止へ!実行委員会、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会が国会前行動を実施しました。参加者は「廃案にしよう」「徹底審議を行え」とコールしました。

 主催者あいさつした「秘密保護法」廃止へ!実行委の角田富夫さんは、大軍拡のもと、同法案で秘密の対象が次々と拡大されれば、市民の知る権利や報道の自由、プライバシーが否定されると強調。「市民の基本的人権を守り、戦争への道を許さないために、絶対に廃案に追い込もう」と呼びかけました。

 総がかり行動実行委の高田健さんは「戦争とそのための準備の一切を許さない声をあげ続ける」と訴えました。

 日本共産党の井上哲士参院議員、社民党の福島瑞穂党首、大椿裕子参院議員が報告し、井上氏は「さまざまな問題が浮き彫りになる中で審議を打ち切り、採決するなどありえない」と強調。国民のプライバシー、人権、知る権利、国会の形骸化が問われる、民主主義がかかった問題だとして「みなさんと心ひとつに廃案を求める」と強調しました。


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