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2024年5月7日(火)

仏共産党ルーセル全国書記と緒方副委員長が懇談

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(写真)フランス共産党のファビアン・ルーセル全国書記(左)と語り合う緒方副委員長(4日、パリの同党本部)

 4日に開催されたパリ平和国際会議に出席した日本共産党の緒方靖夫副委員長は、フランス共産党のファビアン・ルーセル全国書記となごやかに懇談しました。

 双方は、平和のための国際会議について、重大化する情勢のもとでともにたたかい連帯を強めるために課題と方向を明確化できた成果の評価を述べ合いました。ルーセル氏は、会議の成功の上で、遠路からの日本共産党の参加と会議での発言と議論を通じての貢献に感謝しました。両者は、日本とフランスの政治情勢を述べあうなかで、両党の友好と協力の関係を強めていく必要性と課題についても語りました。

 緒方氏は、ルーセル氏が演説で「若者を戦場に送るな」と述べたことに触れて、「このスローガンは日本でかなり前から言われてきて、今日、いっそう現実味を帯びている」と述べると、そこまで一致する情勢があるのかと互いに顔を見合わせる場面もありました。

 この機会に、緒方氏は、バンサン・ブレ国際担当責任者と両党関係を強める課題を協議し、一連の国際問題について意見交換しました。

 また、会議に参加した欧州議会議員であるポルトガル共産党のピメンタ・ロペス氏、ベルギー労働党のメディ・サディ内政問題責任者とそれぞれ懇談し、6月9日投票の欧州議会選挙についての情勢やそれぞれの国の情勢について話し合いました。

 イスラエル共産党のニムロ・フラシェンベルグ中央委員とは、ガザへの侵攻を続ける政権にクネセト(国会)でも地域でも弾圧に抗して反対する戦いの説明を受け、緒方氏は、強い連帯を表明しました。

 懇談の中では、会議でも強調された来年、80年を迎える広島・長崎への原爆投下をめぐるたたかいへの連帯とともに核兵器廃絶の前進への共同についても話し合われました。


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