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2024年5月5日(日)

平和憲法守ろう 各地で行動

軍拡で生活壊すな

広島

写真

(写真)竹信氏の話に耳を傾ける参加者=3日、広島市

 「戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会」主催の「5・3ヒロシマ憲法集会」が3日、広島市の弁護士会館で開かれました。オンライン含め450人が参加。「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように、(同)運動を力強く進めよう」とする集会決議を拍手で採択しました。

 共同代表の山田延廣弁護士は、開会あいさつで、改憲に固執し軍拡に突き進む岸田政権を厳しく批判。不条理に対しては「たたかわんといけん」と運動の重要性を訴えました。

 ジャーナリストで和光大学名誉教授の竹信三恵子氏が講演。家制度を根幹にした戦前の日本では、国家予算の8割近くをも占める軍事費確保のため保育や教育、医療などの社会保障費を削っていたと指摘。「こうした事態への反省から憲法9条が生まれた」にもかかわらず、国が再び家制度に固執し、国民生活を軍拡によって破壊しようとしていることに警鐘を鳴らしました。


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