2024年5月5日(日)
平和憲法守ろう 各地で行動
次の世代に手渡す
神奈川
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横浜市西区の県立青少年センターで3日、「神奈川憲法会議5・3県民のつどい」が開かれ、約600人が参加しました。
武蔵野美術大学教授の志田陽子さんが「平和の危機と『表現の自由』~人権保障こそが安全保障」をテーマに講演しました。
志田氏は「『憲法9条は死んだ』と述べる識者もいるが、学者や政治家が自分の考えだけで『死んだ』などと言う資格はない。法に死亡宣言をしていいのは主権者だけだ」と述べました。さらに、「国民・住民のための安全保障を考えるなら、外国人を含めすべての人間に保障されるべき『人権』を保障することだ」「憲法12条には、自由や権利は国民の不断の努力によって保持しなければならないとある。表現の自由を大事にして、言いたいことをどんどん言おう。次の世代に自由を狭めずに手渡すため、私たちは自由であることが責任だ」と語りました。
自由法曹団神奈川支部の海渡双葉弁護士が「セキュリティ・クリアランス 広がる秘密保護の網」について講演しました。
日本共産党の、はたの君枝衆院南関東比例予定候補が「憲法こそ希望の明るい日本を一緒につくろう」とあいさつしました。
集会後にデモ行進しました。