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2024年5月4日(土)

一人でも意思表示

国会正門前スタンディング

岸田政権に怒り

写真

(写真)国会議事堂に向かってプラカードを掲げる参加者=3日、東京都千代田区

 岸田文雄政権に国民の怒りが広がる中で憲法記念日を迎えた3日、東京都千代田区の国会正門前では、政治への思いを込めたプラカードを一斉に掲げる毎月恒例のスタンディング行動がありました。

 初夏のような陽気のもとで「キシダ政治を許さない」「大軍拡やめろ」「いいね!日本国憲法」などと書かれたプラカードを持った参加者が集まりました。

 呼びかけ人で作家の澤地久枝さんは「一人でも意思表示をしたいと思う人たちがここに来ています。政治がよくならなければ、私たちが考えている希望や理想は遠ざかるばかりです。岸田首相を辞めさせたいと私は思っている」と語りました。

 作家の渡辺一枝さんは「憲法13条の『すべて国民は、個人として尊重される』というのは、一人ひとりの人権の大切さを示しています。また来月、ここに集まりましょう」と呼びかけました。

 終了後に誘いあって憲法大集会の会場へ向かう人もいました。

 11歳と5歳の息子を連れて東京都府中市から参加した女性(52)は「『憲法があるから日本は平和な国でいられる』と子どもたちに話しながら来ました。憲法9条を絶対に守りたいと思っています。この行動を若い世代にも伝えていきたい」と話しました。


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