2024年5月2日(木)
各地のメーデー
軍事費より被災地復興
石川
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石川県では、県中央集会メーデーが金沢市で開かれました。会場には350人が参加し、オンラインは250カ所以上で視聴。地域メーデーの白山市会場には150人が参加しました。両会場の参加者は、「軍事費ではなく、被災地復興に予算をまわせ」と声を上げました。
実行委員長の桶間諭県労連議長は、「能登半島地震から4カ月経過した。現在も被災地ではライフラインの復旧がままならず、避難生活を強いられている。国は復旧・復興最優先で全力を挙げるべきだ」と指摘しました。道路の陥没や崩壊が各地で発生していたと述べ、「災害時に避難できない志賀原発は廃炉しかない。原発ゼロを実現しよう」と呼びかけました。
日本共産党の佐藤正幸県議が連帯あいさつしました。被災地支援に入った青年が復旧の遅れを指摘し「県や国は本気でやってないのではないか」と疑問の声が出された経験を紹介。「自民党政治を終わらせる国民的大運動を」とエールを送りました。