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2024年5月1日(水)

市民・野党共闘が決定的

衆院3補選 小池書記局長が会見

 日本共産党の小池晃書記局長は30日の国会内での記者会見で、日本共産党が支援した立憲民主党公認候補が勝利した衆院3補欠選挙について問われ、「岸田政権に対する明白な不信任の審判になり、自民党の補完勢力である日本維新の会にも厳しい審判が下る選挙になった。その結果を出した決定的な力になったのは市民と野党の共闘だ」と強調しました。

 小池氏は、岸田文雄首相が3補選の結果を受け「重く受け止めている」とコメントしたことに対し、「受け止めて済む話ではない。身を引くべきだ」と指摘。選挙結果は自民党政治全体に対する審判だとして「解散・総選挙で国民の信を問うことを迫りたい」と述べました。

 そのうえで「政治とカネの問題であいまいな決着は許さないという民意が3補選で自民党全敗の結果を生み出した。この民意にしっかり応えて国会で奮闘する」と強調。この点で、森喜朗元首相が月刊誌の取材に語った岸田首相の電話聴取の内容は「深刻な中身だ」として証人喚問を求めていくと述べました。

 さらに、国会の政治改革特別委員会での議論について、政治資金規正法改正に関する自民党案は企業・団体献金や政治資金パーティー券、政策活動費の禁止も見直しもなく、いわゆる連座制についても及び腰だとして「何の反省もなく危機感のかけらもない代物だ」と批判。自民党以外の各党はパーティー券も含む企業・団体献金禁止、政策活動費の見直しや廃止、連座制などで一致していると指摘し「真相解明とあわせて、自民党の姿勢を徹底的に追及していく」と述べました。


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