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2024年4月27日(土)

衆院補選 あす投票

自民王国 変えよう 島根1区 亀井候補

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(写真)聴衆と握手する亀井亜紀子候補(中央)

 与野党の一騎打ちとなった衆院島根1区補欠選挙(28日投票)で、立憲民主党前衆院議員の亀井亜紀子候補(58)=日本共産党は自主支援=は26日、出雲市の街頭演説で、国民が相次ぐ負担増に苦しむ一方、自民党は裏金をつくっていたと批判し「どうか皆さん、この一番、『自民王国』と言われる島根から変えてほしい」と述べ、支持を訴えました。

 島根は1996年の小選挙区制導入以来、全国で唯一、自民党が県内の議席を独占してきた「自民王国」。今回の3補選で唯一、元中国財務局長の錦織功政氏(55)=公明党推薦=を擁立しました。

 亀井氏は自民党の裏金問題が発覚して最初の国政選挙だとし、「それでも自民党を選ぶのか、それとも今回は岸田政権に対してノーの一声を突き付けるのか。全国の皆さんが島根県民に託して結果を待っている」と語り、島根から政治を変えようと呼びかけました。

 自民党新人の錦織氏は演説で「多くの方から『自民党を変えてほしい』との言葉をいただいた」と指摘し、裏金問題に触れるものの、真相の解明などに取り組む言及はなし。党幹部も演説で「悪いのは今の自民党。錦織さんは全く関係ない」(小泉進次郎元環境相)、「新人で、自民党のドロドロしたことには何の関係もない」(石破茂元幹事長)、「しがらみのない錦織さんだからこそ、この選挙を戦ってもらえる」(岸田文雄総裁・首相)と批判をそらしています。


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