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2024年4月27日(土)

共闘 民主主義の当然の姿

衆院東京15区補選 酒井候補勝利へ小池書記局長訴え

3補選あす投票

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(写真)聴衆に手を振る(左から)小池晃、酒井なつみ、野田佳彦、宇都宮健児の各氏=26日、東京都江東区

 衆院選東京15区補欠選挙(28日投票)での酒井なつみ候補(立憲民主党)勝利をめざし、江東市民連合主催による街頭大演説会が26日、亀戸駅前で行われました。酒井候補、日本共産党の小池晃書記局長、立民の野田佳彦元首相、江東市民連合の宇都宮健児共同代表が、最後までの支持・支援を有権者に呼び掛けました。島根1区、長崎3区とあわせて大混戦のまま明日(28日)投開票されます。

 大勢の聴衆を前に小池氏は「酒井候補は、市民と野党の共闘でがんばることを明確にした。私たちの願いを託せるにふさわしい候補者」「何としても勝っていただきたい」とエールを送りました。

 自民党の裏金問題について、「法律をつくる国会議員が法律を守っていないから、みんなが怒りの声をあげている」と指摘。自民党が示した政治資金規正法改定案について、「法律を守らなかった人たちが罪に問われないような法律をつくっても何の意味もない」と批判しました。「もうこんな政治を続けるわけにはいかない。決着をつける選挙にしよう。この選挙で選ぶのは一択、酒井さんしかいない」と述べ、大きな歓声を受けました。

 相手候補が、酒井陣営を「立憲共産党」などと攻撃していることについて小池氏は「もちろん、日本共産党と立憲民主党は違う。しかし、『裏金政治を終わらせなければいけない』とその違いを超え力合わせて政治を変えようとしている。これが民主主義の当然の姿だ」と強調しました。

 酒井候補が市民連合と共通政策の協定を結び、企業・団体献金の禁止、ジェンダー平等、気候危機対策、「憲法も国民生活も無視する軍拡は許さない」ことなどを確認していることを紹介。「『立憲共産党』などというレッテル貼りをみんなの力ではね返し、市民と野党の共闘こそが当然の姿だということを示す結果を出そう」と訴えました。

 小池氏は最後に「選挙戦はデッドヒートです。二まわり三まわり支持を広げに広げてください。みなさんの力をかしてください」と呼び掛けました。

 酒井候補は「みなさんの期待をしっかり受け止めまっとうな政治を実現する」と決意を語りました。野田氏は「市民と野党が共闘し金権腐敗政治を許さない覚悟をもったチームの一員でないといけない」と述べ、酒井氏への支持を訴えました。


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