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2024年4月26日(金)

5・3憲法記念日 東京・憲法大集会

武力で平和つくれない

実行委が発表

 5月3日の憲法記念日に東京・有明防災公園(東京臨海広域防災公園)で開かれる「憲法大集会」について、実行委員会の構成団体役員が25日、開催の意義などを参院議員会館内で記者発表しました。


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(写真)憲法大集会の意義について、発言する小畑さん(中央)と、染さん(右)、土井さん(左)=25日、参院議員会館内

 今回で10回目を迎え、メインスローガンは「武力で平和はつくれない! とりもどそう憲法いかす政治を」です。憲法共同センターの小畑雅子全労連議長は、ロシアによるウクライナ戦争やイスラエルによるガザ攻撃など紛争がやまない中、日本国憲法にあるような平和外交と対話による平和構築が大事だと指摘。「安倍政権以来、岸田政権までの立憲主義破壊と戦争する国づくりを許さず、改めて憲法について語り合う集会になる」としました。

 平和フォーラムの染裕之事務局長は、世界で紛争が続くなかアジア・太平洋戦争の反省から生まれた日本国憲法の三つの基本理念(平和主義、国民主権、人権尊重)が光り輝く時代だと痛感すると強調し、軍備の強化は憎しみの連鎖にしかならないと、岸田政権の大軍拡を批判しました。

 許すな!憲法改悪・市民連絡会の土井登美江さんは、1回目の開催で大江健三郎さんらが憲法への思いをスピーチした思い出を語りながら「憲法を守ろうと市民が手をつなぎあってきた歴史を感じる。世界の平和のために憲法の三原則が有効で、世界に広がればいいとの思いで集まりたい」と語りました。

 大集会では、メインステージのほか「凧(たこ)づくりと凧あげ」をする、こども憲法ひろばなど、家族そろって参加して、子どもも楽しめる企画も用意していると紹介しました。


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