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2024年4月21日(日)

選択的夫婦別姓 自民を下野させれば実現

TBSラジオで田村委員長

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(写真)田村智子委員長

 日本共産党の田村智子委員長は19日、TBSラジオの「荻上チキ・Session」で、ジェンダー問題や共産党の平和の外交提言について語りました。

 司会の荻上チキ氏に「田村委員長は国会の質問で、必ずジェンダー問題に触れますね」と問われた田村氏は、「ジェンダー平等の分野は、もう黙っていられないといううねりのようなムーブメントが今、起きている。ジェンダー平等が最も立ち遅れているのが国会。そのことが政治に色濃く反映していますから、ここから変えるという意識も持って、必ず取り上げるようにしています」と語りました。

 視聴者からジェンダー平等、同性婚の実現、性的マイノリティーの権利保障などを進めるための取り組みについて質問された田村氏は、選択的夫婦別姓に向けて「市民社会は変わっている。変わっていないのは自民党の中の一部勢力だと突きつけていく。なにより、選択的夫婦別姓は自民党を下野させれば実現できる。同性婚も自民党を下野させてこそ、その実現に向けた議論が国会の中で始まると思います。そこが焦点です」と強調しました。

 野党共闘について荻上氏が、安保条約での立場の違いについて質問。田村氏は、「国民の緊急の要求で一致することはできる」と指摘しました。17日に志位和夫議長が、東アジアの平和構築のための外交提言で講演したことを紹介。「20カ国を超えて外交官が参加した。日米安保条約のもとでもできる日本の平和外交を具体的に提案したもの。日本の平和、アジアの平和のためにいま必要なことであり、立場の違いを超えて保守の人とも対話をしていきたい」と述べました。

 同時に、在日米軍は日本を守るものではなく、アジアや中東地域への出撃拠点だと指摘し、この危険性を国民に知らせていく日本共産党独自の役割を語りました。


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