2024年4月19日(金)
愛媛・高知震度6弱
共産党が被害状況調査
愛媛・宇和島
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豊後水道を震源にした17日夜の地震で、日本共産党愛媛県委員会の林紀子県委員長、西井直人南予地区委員長(衆院愛媛3区予定候補)、坂尾真宇和島市議らは18日、震度5強だった宇和島市に入り、被害状況を調査しました。宇和島民商の大瀧広志事務局長の案内で、被害を受けた民商会員や商店街を回り、要望を聞きました。
外壁や天井が崩落する被害を受けた喫茶店「アメリ館」を営む男性(76)は「朝、店に来たらびっくりしました。この地域は西日本豪雨災害で被害を受け、ここも駐車場まで土砂が流れてきました。今度は地震で大変です」と述べ、公的な支援を求めました。
商店主らは、地震時の恐怖を語るとともに、割れたガラスや食器、崩落した壁などの災害ごみ処理への支援などを要望しました。
林氏は「生活と営業に大きな被害を受けている。これまでの枠にとらわれない国や自治体の支援を強く求めていきたい。多くの人が伊方原発を心配している。直ちに止めて総点検しその内容を公開させ、廃炉を求めていきたい」と語りました。
林氏らは、愛南町も調査しました。
高知・宿毛
豊後水道を震源にした17日夜の地震で震度6弱を記録した高知県宿毛(すくも)市では、水道管破裂、街灯の倒壊、電線が切れてたれさがったり、屋根がわらが落ちるなどの被害がでました。
日本共産党の今城隆市議は18日早朝から現地を調査しました。
今城氏は「断層が走っている旧市街や山ぎわを中心に、家のガラスが割れる、壁に亀裂が入る、花を生けた鉢が落ちるなどの被害がみられました。道路に亀裂などはないようです」と話しています。
市内10カ所で避難所を開設しましたが、午前8時10分にすべて閉鎖しました。