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2024年4月19日(金)

「戦争国家」 青年はノー

若者憲法集会6月30日開催

集会後 銀座デモも 実行委会見

 日本民主青年同盟(民青)や全労連青年部などでつくる若者憲法集会実行委員会は18日、衆院第2議員会館で会見し、敵基地攻撃能力保有・大軍拡反対などを掲げて6月30日に「若者憲法集会2024」を開催すると発表しました。2014年の初開催以来8回目で、東京・有楽町朝日ホールでメイン企画を行い、集会後に銀座でデモ行進を予定しています。


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(写真)若者憲法集会の開催を発表する実行委員会の人たち=18日、衆院第2議員会館

 民青の西川龍平委員長は、日米同盟と憲法の矛盾が深刻化する中での重要な集会になると強調。「大集会とともに全国の草の根で300以上の地域実行委員会、200を超えるネットワークがつくられてきた。集会をその一大結節点として成功させたい。敵基地攻撃能力の実態を知れば多くの青年は反対の意思を示す。青年は岸田自公政権による戦争国家づくりにノーを突き付けていることを示したい」と語りました。

 全国商工団体連合会青年部協議会の達可(たつか)洋平事務局長は、ロシアによるウクライナ侵略で材料が輸入できなくなるなど、業者青年も影響を受けていると指摘。全労連青年部の吉原太一部長は「大軍拡ではなく最低賃金引き上げや教育・社会保障の拡充こそ必要だ。全国の青年労働者に参加を呼びかけたい」と述べました。

 日本平和委員会の岩本悟さんは「集会は平和を願う多くの青年が憲法に出合う機会になる」と話しました。

 集会のメイン講師は、「九条の会」事務局長の小森陽一東京大学名誉教授です。


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