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2024年4月12日(金)

マイナ保険証 利用率5.47% 3月分

 健康保険証と一体化したマイナンバーカード「マイナ保険証」で保険資格を確認する利用件数が、3月分は初めて1千万件を超えたものの、現行保険証を含めた全体に占める利用率は5・47%にすぎないことが厚生労働省の調べで分かりました。2月の4・99%からほんのわずかだけ増えましたが、依然1桁台で低迷しています。

 岸田政権はマイナ保険証への一本化ありきで、現行保険証を12月2日に廃止する方針です。武見敬三厚労相は9日の会見で「(利用)率としては、まだ低い」と指摘。10日の社会保障審議会の部会では、推進側の委員からも「12月2日までに大丈夫なのか」(日本医師会)と懸念を示す意見が出ました。

 厚労省は5~7月を「集中取組月間」と位置付け、利用人数の増加に応じ診療所・薬局に最大10万円、病院に同20万円の一時金を1回限り支給する計画です。支給条件として、利用を促すポスターの掲示やチラシの配布、来院患者への声掛けを実施させます。同省は、テレビCMやX(旧ツイッター)・ユーチューブを通じた広報も強化するなど、なりふり構わぬ姿勢です。

 3月分の現行保険証の利用件数は1億7千万件を超えています。現行保険証の廃止を強行すれば、大混乱に陥るのは必至です。


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