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2024年4月10日(水)

小林製薬 安倍元首相側に献金

その最中、機能性食品解禁

11~22年 310万円

 紅麹(べにこうじ)サプリメントで健康被害が出ている小林製薬(大阪市)が、安倍晋三元首相(故人)が代表だった自民党支部に2022年までの12年間で310万円の献金をしていたことが9日、政治資金収支報告書から分かりました。問題のサプリは安倍氏が成長戦略の一つとして規制緩和で導入した機能性表示食品制度への届け出がされていました。

 安倍氏が支部長だった自民党山口県第4選挙区支部の政治資金収支報告書によると、小林製薬から11~22年までの12年間に毎年10万~30万円の献金がありました。合計金額は310万円になります。

 小林製薬も加盟する健康食品の業界団体は、一定の条件で健康食品に機能性表示ができるよう規制緩和を求めていました。

 安倍氏は13年6月に成長戦略第3弾のスピーチで「健康食品の機能性表示を解禁する」と断言。15年4月に機能性表示食品制度を始めていました。

 機能性表示食品制度は、企業自身が健康への効果(機能性)について根拠になる資料をそえて国に届け出するもの。国が審査せず、届け出をするだけで機能性が表示できるため、企業にとっては安価に仕上げることができます。

 安全性が企業任せになるため、当時から消費者団体などから懸念する声が国に寄せられていました。

 献金の理由について小林製薬は本紙の取材に、「回答を控える」としています。


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