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2024年4月6日(土)

経済秘密保護法案

戦争地ならし 危険な法案だ

国会前緊急行動

写真

(写真)経済秘密保護法案の廃案を求める人たち=5日、衆院第2議員会館前

 秘密の範囲を経済分野にまで拡大する経済秘密保護法案(重要経済安保情報法案)の採決強行を許さないと5日、国会前で緊急行動が行われ、「廃案しかない」「絶対反対」と声をあげました。秘密保護法対策弁護団、日本マスコミ文化情報労組会議、経済安保法に異議ありキャンペーン、許すな!憲法改悪・市民連絡会、憲法会議、「秘密保護法」廃止へ!実行委員会の共催です。

 同法案は、政府が秘密を指定し、国民への身辺調査「セキュリティークリアランス(適性評価)」を強制。何が秘密なのか条文に書かれていません。

 同日午前、衆院内閣委員会で採決強行が狙われる中、寒空のもと行われた衆院第2議員会館前行動で「廃案しかない危険な法案」「戦争への地均(じなら)し」とのボードを掲げてアピールしました。

 「秘密保護法」廃止へ!実行委員会の角田富夫さんは「秘密保護法の上に、行政の持つ情報を秘密保護体制に組み込もうとする法案に絶対反対だ」と訴え、廃案に向けて頑張り続けると述べました。

 市民連絡会の高田健さんは「いま立憲野党がやらなければならないことは、岸田自公政権による戦争準備の法律一つ一つに反対し、戦争を止めることだ」と強調しました。

 憲法会議の平井正さんは「10年前から秘密保護法反対の運動を築いてきた結果、市民と野党の共同が広がった。廃案にする決意と行動で、市民と野党の共同を強めよう」と呼びかけました。

 院内集会で海渡雄一・秘密保護法対策弁護団共同代表が講演しました。


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