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2024年4月1日(月)

オスプレイ来るな

空港配備反対 住民ら訴え

佐賀

写真

(写真)佐賀空港へのオスプレイ配備に反対し声を上げる集会参加者ら=31日、佐賀市

 「佐賀空港(佐賀市)への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会」は31日、同市内で集会を開きました。約350人が「オスプレイ来るな」と声を上げました。

 佐賀空港では昨年6月から陸自オスプレイ配備のための駐屯地建設が強行されています。建設地の地権者で工事差し止め訴訟原告の古賀初次会長(75)は、南西諸島のミサイル配備など現地住民に説明のないまま進められる大軍拡を批判。佐賀空港でも米軍の訓練などが行われかねないと指摘し「力を合わせ、(建設中止に)一生懸命頑張る」と述べました。

 平和音楽家の海勢頭豊(うみせど・ゆたか)氏が、ピースソング「月桃」や辺野古新基地建設反対の歌を披露しました。

 立憲民主党の原口一博衆院議員があいさつ。日本共産党の田村貴昭衆院議員、仁比聡平参院議員、「内灘闘争を学ぶ会」(石川県)、「イージス・アショア配備計画の撤回を求める住民の会」(山口県)からメッセージが寄せられました。

 6歳の子どもを連れて参加した男性(33)はオスプレイについて「沖縄でも世界でも墜落している。佐賀に配備する必要はない」と強調。佐賀県では2018年、陸自ヘリが女児のいる住宅に墜落しています。「子どもに何かあったらと思うとぞっとする。オスプレイが安全と言うのはあり得ない」と話しました。


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