しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年3月27日(水)

住民監視・隠し撮り 追及

山添議員 外環道工事中止を

参院予算委

 日本共産党の山添拓議員は26日の参院予算委員会で、東京外かく環状道路事業のトンネル工事を請け負う鹿島建設などの共同事業体(JV)関係者が地域住民らを監視し、隠し撮りしていた問題を追及しました。

 鹿島JVによる地域住民の監視や隠し撮りは、「赤旗」日曜版の報道で発覚。鹿島JV関係者がグループチャットで住民の実名やあだ名を呼び、「板金の仕事よりもクレームで稼ごうとしています」などと中傷し、共有していたと報じています。山添氏は「これは事実か」とただしました。

 工事発注者の東日本高速道路(NEXCO東日本)の高橋知道建設事業本部長は「現場の工事関係者に限定し、業務連絡を行っていた」と釈明し、住民を1軒ずつ回り、謝罪していると答弁。グループチャットは「約60人が共有していた」とも明かしました。

 高橋本部長は、住民の呼称にあだ名を用いたことなどは「不適切な表現だった」と弁明。山添氏が「●●(住民の実名)さん2階から覗(のぞ)いています」とのチャットを示し、「監視ではないか」「表現さえ丁寧なら今後も2階を覗くのか」とただすと、「プライバシーを侵害する意図はない」などと強弁しました。斉藤鉄夫国土交通相も「監視、盗撮を目的としたものではない」と同社を擁護しました。

 山添氏は「大深度地下法に基づき住民の同意なく工事を進め、陥没事故を起こし、立ち退きを余儀なくさせ地域を破壊した。その被害者を監視、盗撮、蔑視するなど何重にも許されない」と厳しく批判。外環道工事の中止を強く求めました。


pageup