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2024年3月25日(月)

オープンな日本共産党 歴史をつくる党に誇り

志位さんと「わくわく懇談会」

山梨・北杜 会場で4人入党

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(写真)「志位さんと希望を語るわくわく懇談会」で質問にこたえる志位和夫議長=24日、山梨県北杜市

 日本共産党山梨県委員会主催の「志位さんと希望を語る わくわく懇談会」が24日、同県北杜(ほくと)市で開かれました。自民党の裏金問題から東アジアでの平和、日本共産党の歴史、社会主義・共産主義―まで多岐にわたる質問に志位和夫議長が丁寧に回答。フリートークでもいくつもの質問がとびだし、懇談会は笑いと拍手が絶えない「和気あいあい」のもと進行しました。後半は志位氏がテーブルを回り「一緒に政治を変えていこう」とよびかけ、会場で4人が入党を決意しました。

 「共産党は『異論を認めない』『閉鎖的』などの報道がありますがどう考えますか」―志位氏はこの質問に対し、「事実と違います」と即答。党大会では、▽2カ月間にわたって全党で討論し1900件以上の意見・提案を一つひとつ吟味し決議案をつくりあげた▽一人の意見、決議案に批判的な意見でも特別な冊子を発行し全体に伝わらせた▽4日間の大会はすべてフルオープンにした―事実を説明し、「こんなことをやっている党は日本に他にない」「これ以上何をオープンにしろというのでしょうか」と語ると、大きな拍手が起きました。

 志位氏は、17日に開かれた自民党大会について言及。わずか1時間半の大会で行われたのは、国歌・党歌斉唱、来賓あいさつ、党務報告、総裁あいさつで、裏金問題が大問題となっているにもかかわらず討論がまったくなかったことを話し、「問題にするならこっちの方ではないでしょうか」と指摘すると大きな拍手が。

 「共産党が102年続いた秘訣(ひけつ)を教えてください」―志位氏は、「どんな困難なもとでも国民の利益を守りぬく負けない不屈性です」と強調。「日本共産党の百年」のなかで紹介された24歳の若さで命を落とした戦前の4人の女性革命家の一人、田中サガヨさんについて話し、逮捕された彼女が、獄中でチリ紙に義姉に書いた手紙や、サガヨさんのお兄さん(田中堯平氏)がサガヨさんの死後に書いた詩集『白骨賦』を紹介しました。

 志位氏はその上で「(彼女らが)不屈にがんばった結果が、戦後、日本国憲法に実り『恒久平和』『主権在民』が明記された。歴史は道理に立ってがんばった者がつくっていくもの。そういう歴史をもっている日本共産党を誇りに思っています」と熱く語りました。

 フリートークでは、参加者が相次いで挙手。「農業政策について教えてほしい」「SNSの活用の仕方は」「介護保険の改悪が進んでいますがどうしたらいいのか」「田村智子さんという初の女性委員長が誕生し大変よろこんでいる」などの質問・意見が寄せられ、志位氏がユーモアもまじえながらすべてに答えました。

 懇談会の録画(YouTube)


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