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2024年3月23日(土)

いよいよ局面変わった

裏金議員証人喚問、4党要求

山添氏が会見

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(写真)記者会見する山添拓政策委員長=22日、国会内

 日本共産党の山添拓政策委員長は22日、国会内で記者会見し、自民党派閥の裏金事件を巡り、日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の4党が衆参両院で派閥幹部ら計10人の証人喚問を要求したことについて「いよいよ局面が変わってきた」と述べました。

 山添氏は、政治倫理審査会(政倫審)では、自民党の派閥幹部が弁明したものの、「知らぬ存ぜぬ」の答弁を繰り返し、清和政策研究会(安倍派)のキックバック(還流)復活の経緯を巡っては証言に食い違いまで生じていると指摘。「矛盾があるのだから、全員並んで出てきてもらうしかない」と強調しました。

 また、4党が要求する10人の他に、森喜朗元首相(清和会元会長)の証人喚問が必須だと指摘。「森氏は20年以上前から行われていた裏金づくりの経過を知っているキーパーソンだ。引き続き求めていく」と述べました。

 さらに、4党側は政治資金収支報告書に不記載があった衆院議員のうち、衆院政倫審で説明していない45人の出席に向けた対応を求めてきたものの、公明党からは22日に「応じられない」との回答があったと指摘。自民党も「もう政倫審に出て説明責任を果たすべき議員はいない」との立場を示しているとして「真相解明に消極的な姿勢で残念だ。国民的には到底納得ができないと思う」と強調しました。


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