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2024年3月22日(金)

世耕氏ら4人証人喚問を

参院 4党国対委員長が会談

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(写真)会談する参院野党国対委員長。左は井上哲士参院国対委員長=21日、国会内

 日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の参院国対委員長は21日、国会内で会談し、自民党の裏金事件をめぐる参院政治倫理審査会で、同党の世耕弘成前参院幹事長、橋本聖子元五輪担当相、西田昌司参院議員が事実解明に背を向け責任逃れに終始したとして、3氏らと清和政策研究会(安倍派)会計責任者の松本淳一郎事務局長の証人喚問を求めることで一致しました。

 同日、立民の斎藤嘉隆参院国対委員長が自民党の石井準一参院国対委員長と会談し、4氏の証人喚問を申し入れました。また、裏金事件に関する自民党の調査で、キックバック(還流)の政治資金収支報告書への不記載を認識していたと回答した11人について政倫審出席を特に強く求めました。

 4党会談で、日本共産党の井上哲士参院国対委員長は、政倫審を受け自民党からも「疑惑が深まった側面もある」(佐藤正久政倫審与党筆頭幹事)などの声があがっているとして、証人喚問の必要性を強調。特に、参院で清和会の指導的立場にいた世耕氏や、還流継続を決めた会合の場にいた松本氏、裏金づくりが始まったとされる当時の清和会会長だった森喜朗元首相の証人喚問が不可欠だと主張しました。


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