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2024年3月21日(木)

新たに1105人を合葬

第77回 無名戦士合葬追悼会

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(写真)追悼の歌「いのちのかぎり」を合唱する一場面=20日、東京都千代田区

 平和と民主主義、国民生活を守るために活動し、亡くなった人を追悼する「第77回解放運動無名戦士合葬追悼会」式典が20日、東京都千代田区の日本教育会館で開催されました。今回新たに1105人を合葬。式典では故人をしのんで黙とうし、一人ひとりの名前を紹介しました。合葬者総数は5万2579人。

 日本国民救援会の伊賀カズミ会長は「平和と民主主義を築き、たたかってきた先人の努力と合葬されるみなさまの遺志を引き継いで、改憲を許さず日本国憲法を守り生かす運動の前進を目指して、力を尽くすことを誓う」と主催者あいさつしました。

 全国労働組合総連合(全労連)の石川敏明副議長は、自民党の国会議員たちが違法な裏金づくりを行いながら、他国と戦争できる戦争国家づくりと憲法改悪にまい進していることを批判。「みなさんの遺志と努力を受け継ぎ平和と民主主義のためのたたかいをつづける」と話しました。

 新日本婦人の会の米山淳子会長は「よりよい社会を求め、女性差別をなくし、人権が大切にされる社会にと声を上げ、今日の礎を築いてくれました。その遺志を受け継ぎ、平和とジェンダー平等の実現へ、希望が持てる政治へ力を尽くす」と語りました。

 遺族を代表して、長谷川剛さん(日本共産党山形県鶴岡市議)があいさつ。「母は20歳で共産党に入党。地域で党や生活と健康を守る会の活動を続けてきた。『子どもや孫を戦場に送る世の中にしてはダメだ。負けてられない』と話していた。誰もが平和で安心して暮らせる社会実現のためにがんばりたい」と話しました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員が追悼の辞を述べました。


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