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2024年3月21日(木)

高松港軍事利用させるな

特定指定 党香川県委が県に要請

 日本共産党香川県委員会は19日、池田豊人香川県知事宛てに、高松港の「特定利用港湾」の指定に協力しないことを要請しました。

 要請には中谷浩一党香川県委員長はじめ、かし昭二香川県議、白川よう子衆院四国比例、石田まゆ衆院香川2区の両予定候補が同席しました。

 中谷氏は、政府からの聞き取りの中で県の説明に大きな違いがあり「特定利用港湾の指定は平時から有事まで一体化して高松港を軍事態勢に組み込むものだ」と指摘。かし氏は「県議会で、国との協議に進展があればその内容を説明するという約束があったが国との確認書もまだ公表がない」と抗議。白川氏は「軍事拠点は攻撃対象になるということを県民は一番懸念している」と指摘しました。

 要請では、(1)県民への説明の機会をつくるよう国へ要請し、県は国とのやり取りの内容を県民へ知らせること(2)県民合意もないまま勝手に3月末までに国との確認書を結ぶことはやめ、特定利用港湾の申し入れを拒否すること(3)平和都市宣言にふさわしく、国にたいして軍事ではなく外交で解決するよう主張する―ことを求めています。


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