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2024年3月21日(木)

「政治に希望」 市田さんと考える

岡山・赤磐

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 日本共産党岡山県委員会は20日、赤磐(あかいわ)市で市田忠義副委員長を迎え「希望を語るつどい」を開催しました。(写真)

 市田氏は「暮らしはどうしたら良くなりますか」「国を守るために軍事力は必要か」「異論を認めないという報道をどう思う」「目指す社会は」などの声に一問一答形式で答え、垣内京美衆院中国比例予定候補、すみより聡美衆院岡山1区予定候補とテーブルを回って参加者と対話しました。

 「自民党の裏金問題を解決する方法はありますか」と問われた市田氏は「参政権のない企業がお金で政治をゆがめている。企業・団体献金を、パーティー券を含めて全面禁止すべきです」とした上で「日本は、実質賃金が下がり続け経済成長しない、まれな国だ。企業献金に支えられた自民党政治が法人税減税と消費税の連続増税、年金や医療の破壊を続けてきたことが原因だ」と指摘。裏金問題は「しんぶん赤旗」のスクープと党の論戦が火をつけたと紹介し「断末魔の自民党政治を終わらせる絶好の機会。わたしたちが社会に働きかけることで政治は変わる。世界でも日本でも、『平和と暮らし守れ』の世論と運動の力が、悪いことをする人たちを孤立させる道」と話しました。

 「“応援はするけれど入党までは”と、ちゅうちょする人にどう訴えたらいいか」という質問には「自分も生き方の選択として真剣に迷った。『もっと勉強してから』『自分のような未成熟な人間が共産党に加わっていいのか』とちゅうちょがあったけれど、組織に入ったことで仲間から刺激を受け、学び、自分の成長が促された」と励ましました。

 また、「応援だけで世の中は変えられない。応援席からグラウンドに下りて、ホームランを打たなくてもいい。それぞれの得意分野でのプレーが、いま共産党を強く大きくし、願い実現の力になる。戦争か平和かが問われる歴史的瞬間に、あなたの力を貸してください」と呼びかけました。

 呼びかけに応えて入党した、3人の子どもを育てる女性(41)は「戦争は絶対にしない、子どもたちが大人になったときに過ごしやすい社会に、など思い描く未来が同じでした」と、市田氏と握手しました。

 会場で2人が入党を決意したのをはじめ「障害は何もない。今夜、真剣に考える」という人もいました。


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