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2024年3月13日(水)

証言の食い違いただす

穀田氏会見 下村氏政倫審出席へ

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(写真)記者会見する穀田恵二国対委員長=12日、国会内

 自民党安倍派の下村博文元文部科学相は12日、派閥のパーティー収入をめぐる裏金事件について、「説明責任を果たす」として、衆院政治倫理審査会での審査を申し出ました。日本共産党の穀田恵二国対委員長は同日の国会内での会見で、この間の審査で安倍派の裏金の還流継続の経緯について幹部の証言に食い違いが出ているとして「食い違いをただしていく必要がある」と主張しました。

 下村氏は、安倍派の裏金還流継続を協議した幹部会合の参加者の一人とされています。

 穀田氏は会見で、自民党の調査結果の報告書や幹部の証言から、安倍派での裏金づくりが十数年~二十数年前から行われていたことが明らかになっているとして、同派の当時の会長だった森喜朗元首相に話を聞く必要があると強調。「政倫審は一つのステップであり、真相解明のためには森氏らの証人喚問が必要だ」と主張しました。


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