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2024年3月12日(火)

保育士配置基準さらに前へ

もとむら氏 保育士らとつどい

名古屋

写真

(写真)保育士らと語り合う、もとむら氏(中央)=9日、名古屋市北区

 愛知県の日本共産党北西地区委員会の保育所後援会は9日、もとむら伸子衆院議員を招いたつどいを名古屋市内で開きました。現役の保育士らが参加し、現場での切実な実態を次々と発言。「もう1人保育士を」の運動を確信に、さらに声を上げていこうと語り合いました。

 もとむら氏は、75年以上変わらなかった保育士配置基準が改善したことについて、「愛知県をはじめ、全国の保育士や保護者がアンケートなどの運動に取り組んだことで、政治が動きました」と報告しました。

 もとむら氏は、2024年度予算案に公立民間全園分盛り込まれた保育士配置基準の改善は前進だとしたうえで、「まだ先進国ではワーストクラスです」と指摘。「みなさんや地方議員団と一緒に引き続き力を合わせていきたい」と力を込めました。

 つどいに参加した保育士も発言しました。「この仕事を始めて35年目になります」と話した保育士は、「1年目から5年目までの給与が低すぎる。これでは保育士になりたくないという人がいるのは仕方ない」と語ります。

 別の保育士は、「人手が足りないことで自信を無くす若い保育士もいる。もっと人手があったら豊かな保育をつくれる」と訴え。現場の声を政治に届けるため、日本共産党の議員を増やしたいと話しました。


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