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2024年3月9日(土)

2024国際女性デー

平和・ジェンダー平等へ

中央大会・銀座パレード

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(写真)「平和・ジェンダー平等の社会を」と訴えてパレードする国際女性デー中央大会の参加者=8日、東京都中央区

 「世界の女性と手をつなぎ、平和・ジェンダー平等へ」を合言葉に2024年国際女性デー中央大会が8日、東京都内で開かれました。「戦争する国」づくりストップ、命・暮らしが最優先される政治の実現へ、女性の共同を広げて金権腐敗の自民党政治を終わらせようと訴え。集会に先立ち約150人が銀座をパレードし「女性の声を政治に届けよう」とコールしました。(関連記事)

 主催者あいさつした柴田真佐子実行委員長(日本婦人団体連合会会長)は、能登半島地震のジェンダー視点での復旧・復興や、大軍拡と万博ではなく被災地支援に税金を回せと強調。侵略戦争やジェノサイドを続けるロシアとイスラエルを批判し、「即時撤退・即時停戦の声を広げよう」と呼びかけ。ジェンダーギャップ指数が過去最低になるもと、秋には日本の女性差別撤廃の進み具合をみる審議が国連で行われるとして、女性の権利を国際基準に引き上げる運動の強化を訴えました。

 新外交イニシアティブ代表の猿田佐世弁護士が「戦争させないために 声をあげよう 行動しよう 今こそ外交の力を」と題して講演し、政治は最後まで外交を諦めてはならないと強調しました。

 各団体が低年金の改善やハラスメント根絶の取り組みを報告。日本政府に核兵器禁止条約の批准など求める決議を採択しました。

 海外からのメッセージが紹介され、日本共産党の倉林明子副委員長らが来賓あいさつ。田村智子委員長がメッセージを寄せ、「古い自民党政治を終わらせてこそ、ジェンダー平等が進むのではないでしょうか」と呼びかけています。


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