2024年3月3日(日)
市民の力で自民倒す時
「利権政治うんざり」 国会前行動500人
山添・伊藤両氏ら訴え
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政府・自民党が政治資金パーティー収入の裏金問題にふたをしたまま2024年度予算案の衆院採決強行を主張した1日夜、幅広い市民でつくる「WE WANT OUR FUTURE」は、国会正門前で「#さようなら自民党政治」緊急行動を取り組みました。
「裏金・脱税・カルト集票議員は辞職しろ」とのプラカードを掲げて500人(主催者発表)がリズムに乗せて「裏金説明した気になるな」「野党は頑張れ」とコールしました。
東京大学の本田由紀教授は「家族と教育などケアする人を踏みにじり、自分たちの私利私欲、権力欲だけを維持しようとしてきたのが自民党。もううんざりだ」と訴えました。
東京都内の高校3年生は、政府・自民党は深刻化する気候危機に対策を取ってこなかったと批判。「私たちの明日のために使うべき税金を無駄にし、つくった裏金を納税せず盗み、私たちの未来すら盗んでいます。今こそ市民の力で自民党を倒す時です」と呼びかけました。
日本共産党の山添拓政策委員長、伊藤岳参院議員、立憲民主党の枝野幸男前代表、社民党の福島瑞穂党首が訴え。共産党の山添氏は、自民党が裏金問題の真相解明に背を向け、能登半島地震被災者の支援を口実に衆院で予算審議を打ち切ろうとするのは被災地も国民も愚弄(ぐろう)するものだと指摘。「野党が力を合わせなくてはいけない。自民党政治にさよならするところまで一緒に頑張ろう」と述べました。