しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年2月24日(土)

能登半島地震 酒造組合に救援募金

井上参院議員ら懇談

 日本共産党の井上哲士参院議員は22、23の両日に能登半島地震で大きな被害があった石川県入りしました。22日には、金沢市にある石川県酒造組合連合会を訪ね、党中央委員会に寄せられた救援募金を裏谷重寿専務理事に手渡し、復旧に向けた現状や抱えている困難などについて懇談しました。佐藤正幸県議が同行しました。


写真

(写真)救援募金を渡す井上(中央)、佐藤(左)の両氏と受け取る裏谷氏=22日、金沢市

 懇談で裏谷氏は、奥能登の酒蔵はすべて全半壊で、今年の酒造りは断念していると紹介し「酒蔵が立ち直らないと何事も始まらない」と話しました。井上氏は「能登の実情に合わせて支援制度を運用するよう求めている。酒造りに希望が持てるよう応援したい」と応じました。

 夜には、輪島市から金沢市に2次避難している夫妻から要望や困りごとなどを聞きました。「終の棲家(ついのすみか)として造ったもとの場所(輪島市)で生活したい」「ふるさとに帰ると力が湧いてくる。早くみんな戻れる環境にしてほしい」と語る夫妻に、井上氏は「皆さんの願いが実るように支援したい」と述べました。

 23日には、北川悦子内灘町議の案内で、液状化現象で甚大な被害が発生した内灘町の河北潟干拓地周辺を調査。役場で松井賢志総務部長からの説明を受け、地元被災者とも懇談しました。


pageup