しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年2月23日(金)

新基地建設直ちに中止し平和な島取り戻そう

小池氏が大浦湾を視察

写真

(写真)工事が進む新基地建設現場を船上から視察する小池晃書記局長=22日、沖縄県名護市辺野古沖

 日本共産党の小池晃書記局長は22日、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐり、政府が県の権限を奪う「代執行」で1月10日に工事着手を強行した大浦湾で現場を視察しました。

 小池氏は、護岸建設のためのケーソン(コンクリート製の箱)置き場となる海上ヤード建設現場で、石材投入作業用の台船が石材で山盛りとなっている様子を確認。案内した「ヘリ基地反対協議会」事務局長の仲本興真さんは石材投入のたびに海が白濁しており、海上ヤード建設には政府の計画でも2年半もかかると説明しました。

 1日平均で10トンダンプ約1500台分もの埋め立て用土砂が陸揚げされているという現場も確認しました。

 小池氏は「これまでにない大規模な工事だ。環境を破壊し、莫大(ばくだい)な税金を使い、政府の計画通りに12年で工事が終了するとは到底思えない。沖縄の民意も地方自治も踏みにじる、米軍の戦争のための巨大基地の建設は直ちに中止すべきだ」と語りました。

 小池氏は同日、米軍キャンプ・シュワブゲート前も訪れ、新基地反対の不屈のたたかいを激励。金権腐敗で行き詰まっている「自民党政治を終わらせ、新基地建設も中止させ、平和な島沖縄を取り戻そう。ともに頑張ろう」と呼び掛けました。


pageup