しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年2月22日(木)

オスプレイ機材故障特定

米メディア 「数週間内に再開可能」

 昨年11月29日に鹿児島県屋久島沖で発生したCV22オスプレイの墜落事故をめぐり、米空軍特殊作戦司令部は20日、新たな声明を発表しました。声明は、事故を起こした機材の故障について、「現時点において分かっている」として、機材故障を特定したとの認識を示しました。

 ただ、声明は「機体に問題が生じた原因はまだ明らかになっていない」としており、「調査の極めて重要な部分としてこの原因を特定するために、工学的な試験と分析を行っている」と述べています。また、機体のどの部分を調査しているのかなど、詳しい内容は明らかにしていません。

 一方、米NBCは19日、米政府関係者の話として、初期段階の調査結果として、「プロペラのローターのギアボックスの不具合が原因だった可能性がある」と報じました。

 屋久島沖での墜落では乗組員8人全員が死亡。この事故を受け、米軍は昨年12月6日からオスプレイ全機の飛行を停止しています。停止期間は当初、1年以上におよぶと見られていたものの、NBCは、複数の米軍関係者が「数週間以内の飛行再開が可能だ」との見方を示していると報じています。


pageup