しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年2月19日(月)

ラファ地上侵攻ノー

連帯行動

写真

(写真)イスラエルのガザ地区への攻撃を即時やめろと訴える人たち=18日、東京・新宿駅南口

写真

(写真)「イスラエルはラファへの攻撃を止めろ」「今すぐ停戦」と訴える人たち=18日、東京・新宿駅南口

 イスラエルが、避難民100万人以上が身を寄せているとされるガザ地区最南端の都市ラファへの地上侵攻を進めようとする中、18日、ジェノサイド(集団殺害)の中止と即時停戦を求めて全国で行動が取り組まれました。パレスチナ出身者や支援者らでつくる「パレスティニアンズ・オブ・ジャパン」、「〈パレスチナ〉を生きる人々を想(おも)う学生若者有志の会」、「BDSジャパン・ブリティン」が呼びかけました。

イスラエル制裁しない日本

私たちが動かそう

 東京では、新宿駅南口に「ラファに手を出すな」「民族浄化をやめよ」などのプラカードを持った2000人(主催者発表)が集まり、多数のパレスチナの旗がはためく中、通行人に向けて「フリー・フリー・パレスチナ」「誰も殺すな」と声をあげました。

 ガザ出身のハニンさんは、イスラエルはパレスチナ人を抹消しようとしていると10月から言い続けてきたが、今起こっていることが戦争ではなく民族浄化だということがいよいよ明らかになってきたと強調。「この5カ月間、私たちの目の前でパレスチナ人は殺され続けてきた。殺りくが終わるまでアクションを止めないでほしい」と訴えました。

 「〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会」の皆本夏樹さんは、日本がUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)への資金拠出をやめたことを批判。日本政府は戦争犯罪に加担しているとして、「私たちが国を動かそう」と語りました。

 「BDSジャパン・ブリティン」のゆうりさんは、攻撃が続いているのは日本や欧米がイスラエルに対して制裁を行ってこなかったからだと指摘。「投資引き揚げ、制裁を求めるなど私たちにはできることがある」と話しました。


pageup