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2024年2月17日(土)

自民51議員の出席要求

衆院政倫審幹事懇で共・立・維

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(写真)衆院政治倫理審査会幹事懇談会。左端は穀田恵二議員=16日

 自民党派閥の政治資金パーティー収入をめぐる裏金事件に関し、衆院政治倫理審査会(政倫審)の幹事懇談会が16日、国会内で開かれました。日本共産党、立憲民主党、日本維新の会は、政治資金収支報告書への「不記載」で裏金をつくり自民党の聞き取り調査を受けた同党衆院議員51人を政倫審に出席させるよう要求。安倍派と二階派の会長、事務総長ら幹部9人については必ず出席するよう求めました。

 幹事懇の開催は、共産、立民、維新と国民民主党の4党の要求(13日)を受けてのもの。共産、立民、維新は幹事懇で、51人全員に自ら政倫審に出席し説明する意思があるかどうかを来週の早い時期までに確認することなどもあわせて申し入れました。

 日本共産党の穀田恵二政倫審委員は幹事懇終了後の会見で、政倫審は政治倫理に関わる問題を扱う場だとして、自民党が15日に衆院予算委員会に提示した裏金に関する聞き取り調査結果の報告書を政倫審にも提出して説明するよう求めたと発言。自民党総裁である岸田文雄首相が同報告書の提出で説明責任が「果たされるものではない」と述べていると強調し、「自民党が政倫審で裏金づくりの全容解明に資する説明をすべきだ」と主張しました。


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