2024年2月9日(金)
裏金スクープ「赤旗」日曜版 「ぞくぞくする」
山本編集長解説に出演者
テレビ東京番組
「しんぶん赤旗」日曜版の山本豊彦編集長が7日、テレビ東京の番組「60秒で学べるNews」の「政治とカネの問題を暴いた赤旗って」のコーナーに出演、裏金問題のスクープが生まれた裏側などについて語りました。
番組は、「しんぶん赤旗」日曜版2022年11月6日号の紙面を映し、自民党派閥の政治資金パーティーの収入をめぐる裏金疑惑の「すべてはここから始まった」と紹介しました。カメラは日曜版編集部に“潜入”、「これまでも『桜を見る会』などスクープを連発してきた」とナレーションが。山本編集長が進行中の紙面づくりを説明すると、「さらなる特ダネを握っている様子」。
スタジオでは、どのように今回のスクープが生まれたかについて、山本編集長が60秒で解説。政治資金パーティーが企業・団体献金の大きな抜け穴になっていることに着目。派閥の政治資金収支報告書がパーティー券の大口購入者名を記載していないといういいかげんなものになっていることを全国に5万あるといわれる政治団体の丹念な調査を行い、約2500万円もの不記載があったというスクープにつながったとのべました。
山本編集長は、自民党関係者から「昔からやっている脱法的な方法。そんなことは常識だよ」と聞いたことを紹介。「(不記載は)単なるミスではないなと思った」と話しました。
さらに安倍派のパーティーが毎年、パー券販売枚数に「0・675」をかけると、購入者数になったという“疑惑の方程式”をスクープしたことを語ると、スタジオから「なんか、ぞくぞくする」という声が。山本編集長は「一から十まで、この人たちはめちゃくちゃしか報告していないと実感した」とのべました。
司会のウエンツ瑛士さんが、「赤旗」のイメージだけでいうと「反自民」のことを書く新聞としたことについて、山本編集長は「党利党略のためにやっていると思われるがまったく違う。国民の立場から権力の暴走を監視するのが一番の役割だと思っている」と明快に語りました。








