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2024年2月8日(木)

盛山文科相の罷免を

穀田国対委員長「首相の点検“ざる”」

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(写真)記者会見する穀田恵二国対委員長=7日、国会内

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は7日、国会内で記者会見し、盛山正仁文部科学相が統一協会(世界平和統一家庭連合)の関連団体の推薦確認書に署名したと報道されている問題について問われ、「一番大事なことは真相を明らかにすることだ」と述べた上で、「統一協会の推薦確認書の件を隠していた。統一協会に解散命令を請求した担当大臣であり、その責任はきわめて重い」として、岸田文雄首相が盛山氏を罷免するよう求めました。

 穀田氏は、問題の推薦確認書では、改憲、家庭教育支援法の制定、LGBTや同性婚合法化への慎重な対応、共産主義への対抗などが掲げられていたとして「統一協会は日本の政治を根本からゆがめようとする役割を果たしてきた」と強調。高額献金などで被害を広めてきた反社会的団体と癒着してきた責任は重大だと指摘し、自民党の「自主点検」で盛山氏は選挙支援について明らかにしておらず、「岸田首相の点検がざる点検だったことは明らかだ」と批判しました。

 また、林芳正官房長官も統一協会の関連団体の関係者と面会していたことが明らかになった点について、「林氏はいわば政権の中枢だ。政治資金の問題も、統一協会との関係も、次から次へと訂正せざるを得ない。やり過ごして、逃げようという自民党の姿勢は許されない。真相を明らかにし、責任を取るべきだ」と批判しました。


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