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2024年2月5日(月)

関連死防ぐ手だてを

能登地震対応 穀田国対委員長が主張

NHK「日曜討論」

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は4日のNHK「日曜討論」で能登半島地震への対応について「被災者と被災地の実態を踏まえて、災害関連死を防ぐ。そのための手だてを打つ」ことを求めました。

 穀田氏は、司会の星麻琴氏が「避難が長期化する中で、生活をどう再建していくかが課題となっています」と発言したのを受けて、野党などからの被災者生活再建支援金を300万円から600万円に増額する要求を受けて、政府が支援金とは別に、高齢者に最大300万円を支給することを検討していることについて「600万円と言いますけど、高齢者世帯にはという形です。分断してはならない。若者は“勝手にしなさい”というのかとなる。生活再建のために全ての人に住宅と生業(なりわい)を提供する」ことを主張しました。さらに穀田氏は、「雇用調整助成金の問題や、インフラのための補助、そういったものに対してきちんと援助すべきです。最後に、公共の役割が今こそ必要です。防災対策、消防力、保健所、こういったものに対する体制をどう強化するかということを議論するのが国会の責務です」と強調しました。


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