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2024年1月31日(水)

ライドシェア阻もう

安心安全のタクシー守る

利用者と共同 自交総連集会

 自交総連は30日、衆院第2議員会館で「ライドシェア(無資格タクシー=白タク)解禁阻止 安心・安全な地域公共交通を守る決起集会」を開きました。全国のタクシー労働者、利用者団体も参加。東京・池袋宣伝や国会議員要請にも取り組みました。


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(写真)ライドシェア解禁阻止を訴える自交総連の人たち=30日、衆院第2議員会館

 庭和田裕之委員長は、岸田政権がライドシェア新法づくりを骨太方針に盛り込もうとしているとして「コロナ禍でもタクシー労働者を救おうとせず、今度はタクシー不足だと言ってライドシェア解禁の口実にしようとしている」と批判。「被害を受けるのは利用者だ。ライドシェアの危険性を利用者に知ってもらい世論をつくっていく」と訴えました。

 全労連の小畑雅子議長は「春闘でタクシー労働者の大幅賃上げを実現し、地域公共交通を守ることこそ必要だ」と強調。全日本視覚障害者協議会(全視協)の藤野宣子総務局長は「鉄道は無人駅が増え、バスは減便だ。安心して乗れるタクシーを守りたい」と述べました。

 全国のタクシー労働者が決意表明。「旭川では経営者も一緒に反対している」(北海道)、「雪のなかライドシェアで安全に運べるのか」(山形)、「県知事が打ち出した神奈川版ライドシェアに対し反対宣伝をした」(神奈川)、「われわれは車検、定期点検もして利用者の安心安全を守っている」(山口)、「私たちの宣伝で、推進派だった福岡市長もはっきり賛成と言えなくなっている」(福岡)と発言しました。

 日本共産党の伊藤岳参院議員が連帯あいさつしました。


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