2024年1月27日(土)
被災者の支援拡充と裏金問題真相解明を
与野党国対委員長会談 穀田氏が主張
 （写真）与野党10党・会派による国対委員長会談。右から５人目は穀田恵二国対委員長＝26日、国会内 |
通常国会開会にあたって２６日、国会内で与野党国対委員長会談が行われました。日本共産党の穀田恵二国対委員長は能登半島地震の被災者支援の拡充を主張するとともに、自民党の政治資金パーティーの裏金事件について真相の徹底究明を求めました。
穀田氏は、能登半島地震の被災者支援について「被災者生活再建支援法の拡充に力をあわせる必要がある」と強調。自民党の裏金問題については、安倍派９９人の議員のうち約半数の四十数人しか認否を明らかにしていないと指摘し「自民党が責任をもって全容を明らかにする必要がある。証人喚問も行うべきだ」と要求しました。
自民党の浜田靖一国対委員長は、政治とカネの問題で「迷惑をかけている」「説明をしっかりするのは当然だ」と発言。野党各党の意見を真摯（しんし）に受け止めて対応していきたいと述べました。
会談は与党側が呼びかけ、日本共産党、自民党、公明党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、有志の会、教育無償化を実現する会、れいわ新選組、社民党の１０党・会派が出席しました。
