2024年1月25日(木)
裏金事件 全関与議員の説明要求
４党国対委員長が一致
 （写真）会談する４党の国対委員長。右から２人目は穀田恵二国対委員長＝２４日、国会内 |
日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の国対委員長は２４日、国会内で会談しました。自民党の政治資金パーティーの裏金事件について、２６日から始まる通常国会で４党が連携して対応し、裏金問題に関与した全ての議員に事実を公表させ、説明責任を果たさせるよう与党側に求めていくことで一致しました。
４党は、関与した議員に説明責任を果たさせた上で、各委員会の委員長や理事が裏金に関与していた場合には委員会での職を辞するよう求めていくことも確認しました。日本共産党の穀田恵二国対委員長は、「関係者に明確な説明責任を果たさせる」とした岸田文雄首相の発言もふまえ、「全議員に説明責任を果たさせることが大前提だ」と強調しました。
また、通常国会への政府提出法案の説明資料で、政府側が法案の取り扱いを指定していることについて「法案の取り扱いや審議日程は立法府が決めることであり、行政府の越権行為だ」との認識で一致しました。
国会開会初日に、全会派による与野党国対委員長会談を開くよう要求することでも合意しました。
