2024年1月23日(火)
PFAS検出で調査
宮本・大平氏 行政の検査求める
岡山・吉備中央町
![]() (写真)使用済み活性炭が放置されていた資材置き場付近で調査する(左から)すみより、宮本、大平、森脇、日名の各氏=22日、岡山県吉備中央町 |
岡山県吉備中央町の水源地や水道水から高濃度の有機フッ素化合物(PFAS)が検出された問題で、日本共産党の宮本岳志衆院議員、大平よしのぶ衆院中国比例予定候補は22日、県当局への聞き取りと住民との懇談、現地調査を行いました。森脇久紀県議、日名義人町議、すみより聡美衆院岡山1区予定候補が同行しました。
同町では20日、PFASが検出された円城浄水場区域給水利用者への住民説明会が行われました。懇談で「円城浄水場PFAS問題有志の会」の小倉博司代表は、汚染発生源の可能性が濃厚な使用済み活性炭が放置されていた資材置き場から、昨年11月に業者が活性炭を運び出していた様子などを宮本議員らに伝えました。説明会で健康不安を訴える住民に対し、町側の説明者が「“プールにインクが一滴落ちたようなもの”と、たとえ話で不安を一掃しようとした」と批判しました。
住民が求める公費での血液濃度検査や定期的な健康診断について宮本、大平両氏は「行政として責任を持ってやるべきだ」と応じ、党として解決に尽力すると表明しました。
一行は円城浄水場や使用済み活性炭入りのフレコンバッグが置かれていた資材置き場などを調査しました。









