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2024年1月23日(火)

刷新本部 期待できない75%
派閥解散 信頼回復せず72%

内閣支持率 最低つづく

 報道各社の世論調査で、過去最低の内閣支持率が続いています。テレビ朝日の調査(20、21両日実施)で20・4%、「朝日」の調査(20、21両日実施)で23%、「読売」の調査(19~21日実施)で24%となり、いずれも自民党が政権に復帰してから最低でした。

 テレビ朝日では支持率は前月から0・9ポイント下落。不支持率は0・9ポイント増の61・3%でした。「朝日」では支持率、不支持率(66%)ともに前月と変わらず、不支持率も過去最高でした。「読売」では支持率は過去最低だった昨年11月の調査と並び、不支持率は前月から2ポイント減の61%で横ばいでした。

 支持率低迷の背景の一つには、自民党派閥の政治資金パーティー収入をめぐる裏金事件に対する国民の批判があります。

 「読売」では、事件を受け岸田文雄首相が党内に設置した「政治刷新本部」に「期待できない」が75%に上り、「期待できる」の17%を大きく引き離しました。テレビ朝日では、同本部の設置が再発防止につながると思うかとの質問に「つながらない」が74%で、「つながる」の16%を大幅に上回りました。「朝日」では、自民党の派閥解散が政治の信頼回復につながると思うかとの問いに、「つながる」は19%にとどまり、「つながらない」は72%に達しました。


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