2024年1月21日(日)
ガザ女性の惨状止めよ
国連機関が即時停戦要求
【ワシントン=島田峰隆】国連女性機関「UNウィメン」のバホウス事務局長は19日、パレスチナのガザ地区に関する報告書の発表にあたって声明を出し、「即時の人道的停戦をあらためて要求する」と表明しました。
バホウス氏は「きょう女性や少女が置かれている惨状をどんなに悲しんでも、制約を受けない人道支援や破壊と殺害の終結が実現できなければ、明日も悲しむことになる」として、戦闘を止める重要性を強調しました。
「彼女らは数字ではなく人間だ。パレスチナの人々を苦しめるトラウマは今後、世代を超えてわれわれを苦しめるだろう」と指摘。「これは女性や少女が起こした紛争ではない。彼女らがこれ以上代償を払うことがあってはならない」と訴えました。








