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2024年1月20日(土)

金でなく政治は民意で

京都市長選あす告示 福山氏が全力

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(写真)訴える福山予定候補(右端)=京都市左京区

 京都市長選が21日告示(2月4日投開票)されます。「つなぐ京都2024」の無所属新人で弁護士の福山和人氏(62)=日本共産党も参加する「民主市政の会」推薦=が「くらし。ここから京都再生」と全力を挙げています。

 同市長選は、門川大作市長が不出馬を表明。福山氏のほか、門川市政を引き継ぐ元民主党参院議員の松井孝治氏(63)=自民、公明、立民、国民推薦=、元京都市議の村山祥栄氏(45)、元自民党府議の二之湯真士氏(44)らが出馬表明しています。

 村山氏は日本維新の会などが擁立しましたが、9回の資金集めパーティーのうち8回が参加者のいない「架空パーティー」だったことが発覚。維新などは推薦を取り消しましたが、村山氏はあくまで出馬の姿勢を変えていません。

 自民党丸がかえの松井氏は、パーティー券・裏金問題について「自治体の首長(候補)がどうこういう話ではない」という態度です。

 福山氏は「お金ではなく、政治は民意で」とクリーンな政治を訴え。金権・腐敗政治をめぐる対決構図が鮮明になっています。

 市政問題でも、違いは明確です。福山氏は、削られた保育園の補助金を元に戻す、中学校給食は巨大工場ではなく学校調理で、値上げされた敬老乗車証の負担引き下げなど市予算の約1%で実現可能な「すぐやるパッケージ」を提案しています。一方、松井氏など「オール与党」陣営は、門川市政が「行財政改革」の名で削減した住民サービスを元に戻すことに否定的です。


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