2024年1月19日(金)
県知事のメッセージ
岩手県知事 達増拓也さん
日本共産党第29回大会に寄せられた岩手県知事・達増拓也さんのメッセージは次の通りです。
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日本共産党第29回大会が盛大に開催されますことを、心よりお祝い申し上げます。
日本共産党におかれましては、日頃より岩手県勢発展のため、様々な諸課題に真摯(しんし)に取り組んでおられますことに、深甚なる敬意を表しますとともに、東日本大震災津波からの復興に際しましては、地域に根ざし全国に広がる組織の力を活かし、これまで温かい御支援をいただいておりますことに、深く感謝を申し上げます。
はじめに、元日に発生しました能登半島地震で犠牲になられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された多くの皆様に心からお見舞い申し上げます。広い範囲で甚大な被害が出ており、岩手県としても、全国知事会と連携しながら被災地支援に全力を尽くしてまいります。
さて、昨年夏に行われた岩手県知事選挙では、志位和夫委員長をはじめとする日本共産党の皆様、そして関係する諸団体の皆様に多大なるお力添えを賜り、改めて県政の重責を担わせていただくこととなりました。この場をお借りし厚く御礼を申し上げます。
昨年は、本県出身である大谷翔平選手の活躍や、ニューヨーク・タイムズ紙で岩手県盛岡市が行くべき都市の2番目に選ばれるなど、岩手県が世界に大きく取り上げられた一年でした。岩手の持つ価値や魅力を最大限に磨き上げ、誇りをもって世界に発信し、岩手県が掲げる「希望郷いわて」のその先に向かって着実に歩みを進めてまいります。
一方で、長期にわたるコロナ禍、原油高騰や物価高等により、仕事の現場、くらしの現場が打撃を受けています。県民一人ひとりに寄り添いながら、生活困窮者や子育て世帯、中小企業者、農林漁業者等への幅広い支援を迅速かつ確実に実施してまいります。
復興で培われた一人ひとりの幸福を守り育てる姿勢を県政全般に広げ、「希望郷いわて」のその先に向け、野党共闘の源流である岩手から力強く県政を推進してまいりますので、一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、日本共産党のますますの御発展と、本日お集まりの皆様の御健勝をお祈り申し上げ、メッセージといたします。