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2024年1月19日(金)

きょうの潮流

 岡野八代さんのメッセージを思い起こしました。「まるで、新しい政党が誕生したかのような感動を覚えました」。日本共産党が前回の党大会で「ジェンダー平等」を綱領に書き込んだときのことです▼この問題にとりくむことを党の方針の中心に掲げられたことは、日本社会に巣食う性差別や不平等を変革するとともに、大きく自己改革にもとりくまれるのだと理解した―。ジェンダー研究の第一人者の言葉には期待と励ましが込められていました▼そのときの決定をふまえ、今大会の決議では「ジェンダー平等を阻むものは何か、その根源を明らかにし、逆行する勢力を包囲する連帯を広げよう」と呼びかけました。同時に、党活動のなかでも努力を重ねてきたが、なおそれは途上にあるとも▼100年におよぶ共産党の歴史のなかで、初めて女性の委員長が誕生しました。会場からはどよめきとともに万雷の拍手がわきおこりました▼田村智子・新委員長は「歴史と伝統を受け継ぎ日々学びながら、のびのびと挑戦していきたい」。ベテランや若手とともにチームで協力しあい、希望ある政治、豊かな人間社会への展望を届けたいと語りました▼「党と出会って、自分らしくあっていいと気がつきました。新しい世界を私に教えてくれた」。大会に初参加した代議員の発言です。議長に就任した志位さんは閉会のあいさつで呼びかけました。「国民のくらしと平和への願いをしっかりうけとめ、党の新しい躍進の時代を開くために奮闘しよう」


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