2024年1月19日(金)
強く大きな党築き日本の夜明け開こう
自民党政治終わらせる国民的大運動起こそう
日本共産党29回大会 決議採択し閉幕
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15日から静岡県熱海市の伊豆学習会館で開かれていた日本共産党第29回大会は18日、大会決議案と大会あいさつ、中央委員会報告および結語を、圧倒的多数で採択しました。大会決定を先頭に立って実践する中央委員190人、准中央委員25人からなる215人の新たな中央委員会を選出し、4日間の全日程を終えました。自民党政治を終わらせて希望ある新しい日本をつくる道を指し示し、強く大きな党をつくる歴史的転機となる党大会は、意気高い熱気と固い決意がみなぎる歴史的成功をおさめました。
215人の新中央委員会を選出
中央委員会議長に志位和夫氏
幹部会委員長に田村智子氏
書記局長 小池晃氏
副委員長(筆頭) 山下芳生氏
同・書記局長代行 田中悠氏
他の副委員長に市田・緒方・倉林・浜野氏
政策委員長 山添拓氏
選出された新たな中央委員会は、第1回中央委員会総会を開き、中央委員会議長に志位和夫、幹部会委員長に田村智子、書記局長に小池晃、幹部会副委員長に山下芳生、田中悠、市田忠義、緒方靖夫、倉林明子、浜野忠夫の各氏を選出しました。女性が幹部会委員長に選出されるのは、党史上初です。
また、1中総で選出された幹部会は、田中副委員長を書記局長代行に、山添拓常任幹部会委員を政策委員長に選出しました。
新たな中央委員会の体制では、女性役員は前大会の61人から7人増え68人となり、女性役員の占める率は27・6%から31・6%へと4・0ポイント高まり、人数・率とも党史上最高を更新しました。常任幹部会も、女性委員の比率が30・8%から32・0%に引きあがり、党史上最高を更新しました。
志位議長が閉会あいさつ
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新しい中央委員会を代表して志位和夫議長が閉会あいさつし、大会決議は「全党の科学的英知を結集したものであるとともに、たくさんの感動、人間ドラマ、未来へのロマンある決意によって豊かにされたものであり、理においても情においても、わが党の行く手を照らす羅針盤となった」と強調しました。
海外来賓が日本共産党の未来社会論は「若者の将来に希望を与えられる未来像」と感想を寄せたことを紹介し、世界の若者にも大いに発信しようと訴え。大会参加した東南アジアや欧州代表から東南アジア諸国連合(ASEAN)との連帯・協力に感銘と歓迎が示されたことは、日本共産党の野党外交、東アジアの平和構築の取り組みが「世界の大道に立った未来ある道であることを確信させてくれるものだ」と述べました。
大会は民主集中制の真価が発揮され、一部大手メディアによる「異論を許さない党」との非難が何の根拠も持たないことを示したと指摘。自由な発言がおこなわれ、問題点に対しては率直な批判がおこなわれ、前向きの団結をしっかりと勝ち取ったとし、今後も民主集中制の原則を貫き、日本の社会進歩の事業を堂々と進めることを宣言しました。
中央委員と常任幹部会委員を退任する不破哲三氏の長年の貢献に深い感謝を述べました。また、大会を支えた関係者への熱い謝意を表明。大会決議の全面実践で新しい目標と方針をやり抜き、来たる総選挙で必ず躍進しようと呼びかけました。