2024年1月18日(木)
日本共産党第29回大会 来賓あいさつ
命第一への転換こそ
全日本民主医療機関連合会会長 増田剛さん
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全日本民医連は昨年6月に創立70年を迎えました。その70年は多くの団体、特に日本共産党と共に歩んだ歴史でした。小池晃さん、倉林明子さんはじめ多くの元民医連職員が全国で議員として活躍していることを誇らしく思います。
民医連はその綱領で無差別平等の医療福祉の実現をめざすことを掲げていますが、そのためには政治変革が欠かせません。
新型コロナパンデミックで専門知を軽んじ、国民の命より経済という自公政権の冷たい政治で多くの問題を引き起こし、9万5千人もの命が奪われました。
1980年代からの公的社会保障切り捨て、90年代からの保健所機能の4割削減は、コロナ禍で驚異的な、病床、医師や看護者の担い手不足を起こしています。
民医連設立の1953年と比べ医学も経済も大きく進歩しましたが、社会や政治の支援なしで救えない命がある状況は、今も立ちはだかっています。
常軌を逸した大軍拡が社会保障改悪につながるのは明らかです。社会保障充実で経済を好循環させる政治、命第一への政治への転換が必要です。市民と立憲野党の共闘と、日本共産党の躍進がかぎとの認識が広がっています。ともに頑張っていきましょう。