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2024年1月18日(木)

日本共産党第29回大会 来賓あいさつ

大運動の一翼を担う

新日本婦人の会会長 米山淳子さん

写真

(写真)米山淳子さん

 日本共産党のみなさんは、女性の権利とジェンダー平等の先駆者として、女性運動の力強い伴走者として、かけがえのない役割を発揮されています。さまざまな要求で共同し、新婦人の活動に温かい援助や激励をいただき、お礼を申し上げます。

 この30年間、新自由主義によって非正規雇用がすすみ、低賃金、社会保障の改悪で女性の貧困が進みました。

 被爆国でありながら核兵器禁止条約に参加しない、右翼勢力や統一協会との癒着でジェンダー政策を妨害するなど、どこから見ても自民党政治は終わらせるしかありません。その国民的大運動の一翼を女性たちが担い、役割を果たしたい。

 大会決議案が「女性の世界史的復権」と指摘したことに特別の思いをもっています。それは、2008年に不破哲三さんが新婦人の講演で、かつて女性の世界史的敗北とエンゲルスが指摘した人類史の一段階から、「女性差別撤廃条約を転換点として『女性の世界史的復権』の時代が始まった」と、時代をひらく女性たちにプレゼントしてくれた言葉であり、私たちもこの言葉に学び、励まされてきたからです。

 大軍拡・改憲を許さず、平和とジェンダー平等の実現のために力を合わせ、共闘を進めてまいりましょう。


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